one_milliのブログ

入社半年経ってみて

公開日:2021/10/08

経歴

  • 職業: 某 IT 企業で社内 SE

目次

  1. 新人研修
  2. 配属後
  3. まとめ

新人研修

新人として 4~6 月の 3 ヶ月間の新人研修を受けた感想を書きます。 新人研修の 6 月初めあたりから同期と仲良くなり始め飲みに行ったり遊ぶことが増えました。うまく環境に馴染めたようで一安心しました。

その期間に基本情報技術者試験を受け合格しました。取得してみたけれど、何か新しく学びになったかというとそうでもないような... 一番の収穫は、チーム開発課題に取り組む日々を楽しめたことです。自分が主体となって、実装に対してタスクを洗い出し → 依頼 or 自分で実装 → レビューの流れをうまくこなせたことが良かったと思います。正直、自分が苦手な書類仕事やデザインまわりを最初に伝えてメンバーと一緒に解決したことが功を奏しました。なんだかんだと、最優秀賞チームのリーダーになっていたことが感慨深かったです。

研修中の懸念点として、配属先が希望通りではなく開発ができるかどうか不明なことだったが、従来の比較しても結構な結果を出したことから少なくとも開発周りに配属されると思っていました。(配属希望には、開発一本でやっていく旨と運用や社内調整的な仕事をするぐらいなら営業がしたいと伝えていた。)

総じて、結果や相対的に勝つことにフォーカスした結果、達成をする経験を得ることができた。今までは、なんとなく心地よい状態を維持するための行動をしていたが負荷をかけてでも結果や相対的に勝つことに対してフォーカスした目標を設定することの重要性を感じた。注意点としては、普段の行動は前述の目標を意識するのではなく自分に合った負荷をかけることが重要なことがわかった。 なんだかんだと、同期の中では一番の成果を出したといっても過言ではない状況を味わえたのは良い経験でした。

配属後

7 月

どんな部署なのかどんな技術を要求されるのか不安と期待を持ったまま入部しました。しかし、新人研修時の一抹の不安がまんまとあたり、社内調整と苦手な書類仕事を言い渡されました。先輩上司にこの仕事は、希望通りでは無いとかのレベルではなく、やりたく無い仕事だと相談しました。結果として世話役の上司が早々に(二週間ほど)で変わり、7~8 月はこの資料を読み自己学習することを命じられました。その資料は、いかにも古いとわかる茶色くなったプリントと 10 年前ほどの資料集が数冊でした。正直、愕然としたが内容を見る前から決めつけるのは良く無いと思い読み進めると古めかしい内容ばかりでした。そうは言っても、使ったことない技術であることは変わりないので実装をしてみることにしました。しかし、困ったことに PC には 管理者権限がないのでほとんどのソフトウェアがインストールできない上、制約ばかりでした。先輩に相談すると文字だけ読めと言われ全て読んだことを伝えると仮想サーバを用意するからと書類仕事を任されました。待てど暮らせど、仮想サーバは用意されることがないので研修期間は実装をしたいから自分の PC を使わせてくれと役員まで話をしに行ったところ先輩は大慌てで権限の緩い PC を用意してくれました。直後に別室に呼ばれ先輩上司以外に断りなく話にいくなと怒られる経験をしました。さらに、どうしても開発がしたいなら会社との秋の面談に転属願いを出すか転職をしろと言われました。

なんだかんだと、セキュリティ周りの WAF を実装したり Rust の actix-web を触ってバックエンドを書いたり nginx でリバースプロキシをしてみたりと 7 月の中旬から二週間弱で自己学習をしました。また、任された書類仕事は Python で自動化したので立派な自己学習に時間を当てられたことがよかったです。色々な実装を始めて二週間目に部署内の配属後研修の報告会が設けられたが先輩は病欠で休職に入ったため、世話役の上司がいなくなってしまいました。この頃から、カジュアル面談に参加して他社の状況を見るようになりました。。。

8 月

そんなこんなで、8 月の頭ら辺から休職に入った先輩の代わりに新しく異動してきた先輩が上司になりました。その先輩にも「技術的な仕事はないのか?(書類仕事しかないのか?)」と詰め寄ったが学べることはあるし、技術的に学びになるような内容のタスクを渡してくれることを約束してくれました。結果は、インストーラの色々な Windows での検証や製品の API 検証などの簡単なものに終始し技術的に追えない部分はベンダーに問い合わせて対応をするお仕事でした...また、API 検証の際にわかったことだが先輩は curl コマンドの簡単な使い方や API 基礎的な話を理解されていないのでは、との不安が出てきました。(技術力には自信があるみたいなことを言っていたのはなんだったのだろうか)

9 月

9 月ぐらいから、何社かカジュアル面談をして最終面談まで行きました。その際に実装をして見せろと言われたため一週間ぐらいでサーバーレスを使った簡易サービスのバックエンドをプライベートで実装しました。この頃から通常業務によるストレスによって、頭にもやがかかっているような状況に陥いっていた気がします。この現象は、所属組織に期待が持てない時の不安から来るもののように思える。(高校の時を思い出すようになった。) さらに、9 月末頃から先輩上司がさらにかわることが告げられ宙ぶらりんの状態になりました。また、会社と秋の面談が組まれることが決まりました。転属を伝えるチャンスが来たことにとても安堵しました。

10 月(8 日間)

転属のため 1 週間ほど資料や社内のツテを使って状況確認と準備をして面談に備え中

3. まとめ

勝てそうな環境を選択して勝ち切れたことは大きな収穫でした。